2020年は毒親との関係を俯瞰でみた年だ

2020年は毒親との関係を俯瞰でみた年だ

2020年もあと少しで終わりますね

新年がやってきますね。

今年は初めてブログを開設した年でありました。ご覧くださり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

昨年末、ふと突然に「悪性腹膜中皮腫」という「アスベスト暴露」による「希少がん」患者である私を、ようやく飲み込めた『実感』がやってきたのが開設のきっかけだった。

毒親である母に、癌患者それも希少がんであり、長期生存が難しいであろう現実を「隠しなさい」「同情されるから」と言われ、自然と私自身も「封印」してきた事自体が変じゃない?ってね。

毒親と「心理的距離」を

「絶縁宣言」という形でとることができ、落ち着いて私自身を見つめ直すことができたの大きかったのだと思う。(経過をよろしければ→毒親と絶縁に至る私、絶縁後の毒親の反応は。

母の言っていることはやはりおかしくて、母の思う世間の人に(狭いのよ?誰かいるってくらい少数精鋭よ?)気の毒に、可哀想と思われたくないから「黙っておけ」という話なんだもん。

それって私の気持ちはこれっぽっちも入ってないんだよ。

それより酷いかもよ?

だってさ母親が「あんたの病気は長期生存出来ない、可哀想な病気だよ、だから世間に黙っておきなさい」って私に言っているのと同義だからね。

全くもって毒親といういうのは

どんな場面においても「自分が傷つかない策」を最優先するものなのだ。

あなたを大切に思っている、あたなを愛している、あなたのためを思ってい言っている、ときらりんとした言葉で覆い、平気で相手の心を踏みつける。傷つけた自覚さえないから、話にならない。

2016年の大晦日はね、子供②とCDJ(カウントダウンジャパン)に参戦したんだ。(詳しくはこちらをどうぞ→毒親と決別を決めた日

悪性腹膜中皮腫の5年生存率はわずか数%

その数%に入れる資格の5回目の誕生日の日、あの日の母も不機嫌だった。

実家に滞在した2時間程の間、私と目を合わせず、だたの一度も「おめでとう」を言わず、無口であった。父も同様にね。

あの日からだ。私は毒親と離れよう、もう無理だ、そうきっぱり心が答えを出したんだ。

それまで、幾度も喧嘩し、話し合い(もちろん一方的で話し合えなけど)、時に連絡を断つ期間も何度もあった。

それでも母に捨てられるのが怖くて、再び依存先である毒母と仲良くしようと頑張った。

そんな私の気持ちを知ってか知らずが

情け容赦なく母は「母の気持ち優先」で私の心を踏みつけ、ポキポキ心を折る。そして折れた心を親が癒してくれるわけでもなく、

あまりにも酷い理不尽だ!と母に訴えたところで、怒らせるあんたが悪い、勝手に傷ついてるだけじゃない、そんなの私に関係ないわよ、とさらに心を折られるだけ。

だから私には自己治癒しかなく、それでも母のテリトリーから出るのはたまらなく心細く、やぶれかぶれのような、私の心を私自身が雑に扱うしか、痛みのぼやかし方がわからなかった。

でもね、さすがにね、5年生存率数%に入れそうな、こりゃめでてーなな日に、おめでとうも笑顔一つも作れない母に、正直がっかりしたんだ。

あぁ、本当に母は毒親なんだなって。

そしてそんな母の態度を咎めるでもなく、場を取り繕うでもなく、母に従い無言である父にも心底がっかりし、両親を両親としてではなく「一人の人間」として、軽蔑した瞬間でもあった。

結果的に良かったと思っている。何度も離れたいと思っても、やはり依存先に戻る私が、一遍の曇りなく「離れる」とすんなり決められたんだ。

無理に行動したのではなく、自然と「縁を切る」事に迷いなく、不安はあっても、再び毒親と人生を絡めて生きていくのは「嫌だ」ときっぱり答えが出たのだ。

家族だけで過ごす5回目の大晦日

こんなに穏やかに「誰も怒らず」過ごせるのはまじで重要!たったこれだけで幸せを実感できるなんて、つくづく私は頑張った。毒親は年末年始は必ずいずれかの日に不機嫌になって喧嘩していたからね(笑)。

もう顔色を窺わなくてよいってことに、安堵する。そのくらいに両親は私にとって「毒」であり守ってくれない相手であったんだ。

さぁ、2021年がやってくる

それでも私はやっぱり

今日を生きる

今日だけを考えて進もうと思う

心の負荷を最小限に

感謝と謙虚を小脇に抱え

自分の心に正直に

家族の笑顔にふふふ♪となって

やっぱりリビングのソファで

またーり過ごすんだ

【読者の皆様へ】ブログへ足をお運びくださり誠にありがとうございます。

毒親に悩み苦しみ、心がギュッとなる日も、もう無理と悲鳴を上げる心も、理不尽への怒りも、だけど自分のほっこりもあって、心はなかなかに吊り橋のようで難しいですよね。

私も自分ファーストでありたいなと、歩みを進めて参る所存でございます。2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様どうぞ良いお年をお迎えくださいませ♪

by毒親育ちmochi