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機能不全家族に生まれ育つというリアル

機能不全家族に生まれ育つというリアル 機能不全家族という言葉も毒親という言葉も知らなかった子供時代。それでも私は小学生の頃には親に対し理不尽を感じ、怒りを胸に溜め、日々母の感情の爆発に怯え生きていた。 叱られる基準が「毒親の感情まかせ」という事に気づき始めていた。そしてゲンコツという当時の「しつけの範囲」では済まない暴力だという事も。 母は私の事を「癇癪持ち」で 「堪え性がない」子供と表現した。 […]

毒について語る夜もあるって話

私は毒親育ちの癌患者 奇跡の9回目の夏がやってきておりますよーん♪リビングも楽しくてウキウキですし。(よろしければご覧くださいませ→■) 自分の思考だけでは煮詰まる夜もある、楽しい会話は脳がリラックスするのかな?頭の中にポンポン楽しい案が浮かんできて実行したくてワクワクが増える。 私は毒親育ちで癌患者。余命2年と言われたけれど、9年目を生きている希少がんサバイバーでもある。 だから子供①が大学生に […]

毒親との絶縁後を生きる現在進行形の私の物語

毒親との絶縁後を生きる私の物語 毒親と絶縁する、もちろん簡単な事ではなかった。 くるりと一度まとめてみた、頭の中の整理整頓の作業。 振り返ると、暴言、暴力、兄による虐待、経済的いやがらせ、これがきっと「家庭が息苦しい」原因だったのだろう。 両親との激しい取っ組み合いの喧嘩は、理不尽さに耐えきれず爆発した私の感情であって、支配から逃げたかったのだと今ならわかる。 両親がちゃんと子供の話を聞いてくれる […]

口火はいつだって母、毒母が苛立たなければ争いは起きない

毒母が苛立たなければ争いは起きない お盆がやってきますね、日の並びによっては少ししかないお盆休み。 実家は関東、七月がお盆なのでお坊さんは七月に来ていました。そして家族で巡る恒例のお墓参りも七月、なので迎え火と送り火は本来は七月なのだ。 で・も・ね、お察しの通り八月も行くんです、お墓へ。あ、ちなみに私はお墓参りが苦手です。お盆の最中大渋滞の中、海へ山へ行くだろう荷物を乗せた車に混じり、イライラして […]

絶縁は心の断捨離、思考回路が変わったよ

毒親と絶縁して4年目、心の断捨離だった 母の傍若無人ぶりは予測がつかず、墓守として孫(私の子供)を養子にしたいなど、なかなかな角度から理不尽かつこれが正しいという自信に満ちた無理難題を私に押し付け、我を通そうしては、度々大きな喧嘩に発展し「冷却期間」を設け、私が許すという不毛なプチ絶縁は何度かあった。 だが決定的だったのは、「もう絶対に無理」なことを母が電話で提案してきて、私が怒りに震えNOと言っ […]

毒親に洗脳されていた実感と異常さ

毒親に洗脳されていた実感 機能不全家族である父・母・兄と絶縁し3年目となる。 絶縁により毒親である両親を、いや母を、悲しませているだろう罪悪感に揺れ動きマックスきつかったのは正味2ヶ月。この山を超えたらつきものが落ちた感じになっていった。 この罪悪感こそが「洗脳」されていた状態、申し訳ないと「思うように洗脳されていた」のだ。 それを実感するのは、私が希少がん(悪性腹膜中皮腫)とがん告知された日、真 […]

屈託なく生きるはずの子ども時代は私の心身の傷跡

私の心身の傷跡である複雑性PTSD 落ち着いたかな?もう平気かな?そんな風にすっきりウキウキ晴れやかな日もあれば、蘇る黒さが心の真ん中にモヤリンと鎮座してどいてくれない日もあるのだ。 癌細胞と同じで、私が頑張れば、はたまた努力や修行を重ねれば消え去るものではない。 私にできることは、叩いても亡霊のようにしつこく心のドアを無神経に開けてくる「黒」を、再び叩き焼き尽くす作業を繰り返すという「対処」しか […]

毒親の記憶に再び傷つくのはごめんだ

機能不全家族、毒親育ちの 自分の過去をつらつらと綴っているが、この作業は決して過去を未だ「根に持ち」「親を恨んでいる」という現在進行形の気持ちを吐き出しているわけではない。 「毒親と絶縁し自由を手に入れた」事実と、なぜ親を毒親と認識するに至ったか記憶の整理整頓がしたいのだ。 毒親だと認識するまで、 窮屈に思う日も絶望を感じる日もあるが、それでも親子の仲はいい方だと思っていた洗脳による誤った記憶。私 […]

毒親との終わらないループを切った話

毒親育ちなんだなぁ、 そう感じる日もあるけれど、でもやっぱり実家という家族から離れた事は正解だったと実感する日の方が遥かに多くて、あの時頑張った「私よえらい」と褒めてあげています。 永遠に終わらない負のループをぶった切り、親子の縁を切った私。 母の言う血の繋がりなど、心が繋がっていなければ、いくら持ち出したところであっさり切れてしまうものなのだ。 でもね「親」なのだ。 生まれて初めて本能のまま身を […]

毒親だが確かに母は私の母親である

絶縁をする、すなわち 自分が育った家庭から一人抜け出し生きていく決意。人生何が起きるかわからない、何か困った時に頼る先が無いことも覚悟しなくてはならない。 毒親である母から幾度も言われた台詞が私を壊れた家庭に留まらせ続けた。 あんたは友達を大事にするけど、じゃあその友達が一体あんたに何をしてくれるっていうの? あんたがお金に困った時貸してくれるの?万が一貸してくれる友達がいるからって借りたらそこで […]

着歴2件だけで不安を呼ぶ黒い痛み

フラッフュバック、 本当に何気ないことで過去の記憶が蘇るから困る。 例えば観ている映画のワンシーン、階段の柱や手すりの配置が実家の造りと「似ている」と感じた瞬間すでに脳内で実家が再生されてしまう。 脳内で再生された実家から、ずるずると言われて傷ついた言葉や、叩かれて痛かった記憶などが掘り起こされる。 そして自分では掘り起こしたくないから、脳内の映像を止めたいのに止まらない、つまりはコントロールがで […]

あの人達は以前家族だった加害者

私は機能不全家庭に育った、 いわゆる毒親育ち。複雑性PTSDと診断され治療をはじめて2年が過ぎた。(よろしければこちらをどうぞ↓) 家族が元通りになるのは不可能な毒 日常生活でふと、天候や光景や言葉が発端となってフラッシュバックが起きる。抗不安薬を追加したほうが良い時と、すこし経てば大丈夫そう、その感じが掴めてきた。 振り返ればきっと癌と わかったあたりから心身は限界だったのだろう。けれどあの時は […]

散々してやった[毒母]vs一つだけ残した[私]

母はよく人間死ぬ気になったら なんでもできる、と口癖のように言っていた。それは主に、子供が死を選択したニュースに触れる時である。 私はつい反論してしまう「死を選ぶ方が楽だと思うほど現実が辛い人も世の中にいるんだよ?」と。 母はきっとタフネスなんだろう、そんな事で死ぬくらいだった他にやれる事があるはずだ、と言い切るのだ。 たまに「病気を苦に心中」 というニュースを聞き子供だった私は、お母さんが子供を […]

親を憎みたくてこの世に生まれた訳じゃない

親を憎みたくて生まれた訳ではない 毒親と絶縁して4年目の夏が来ようとしている。 3年前私から絶縁を突きつけ、2年前改めて夫が「絶縁宣言」をしてから2年以上が過ぎた。(よろしければこちらもどうぞ↓) 毒親との決別は、苦渋の決断だ 今では、街ですれ違うなどのニアミスはあったものの、夫の勤め先やマンションに手紙が入っているなどの毒親からの接触は無く、穏やかに暮らしていた。 いとこから電話があった。 毒母 […]

義母から教わった愛しむ心と絆

子供①が我が家を 巣立ってからまだ数日。 ふとした瞬間に不在を感じ心がギュッとなるけれど、注意深く普段通りの会話を心がけ、話すのを楽しむ事にしている。 憧れのmamzon、小声で話すけれど明日で3便目。ついついスーパーで子供①の好きなもをカゴに入れてしまう(笑) なるべく不便を感じない様、お腹だけでも満たされる様、ついつい考えてしまう、可愛い我が子。 今朝お義母さんから、 子供①の様子や、夫で経験 […]

毒親に都合の良い娘はもういない

毒親と今すぐ縁を切れ! 過去に戻って自分をぶん殴りに行きたかった昨日(笑)。だけどそれは現実的ではないから、アイディアを…なにか発想の転換をしなければ。 今はまだ、大学の機能の全てが停止している。だから受験の際に描いていた、校内のコンビニ、学食、ATM、全てが止まった状態で、単身見知らぬ土地へ向かったのだ。 当初思い描いていたのは、 近辺が多少不便でも学内に必要なものが揃っているから「なんとかなる […]

毒親は決して私を慈しみはしない

心を開く。 実際どういうことを指すのだろう? 本心を明らかにする。心の奥底をうちあける。 親しい気持ちになる。うちとける。(goo国語辞書) 意味はわかる、では対象は?やはり家族やパートナーや友人などだろうか。 私は今まで「他者から見える自分」を「可愛そう」と思われては「恥」であり「隠すべき」と信じていた。 毒親育ちあるあるだろう、 禁忌事項。言ってはいけないボーダー。 毒母は家の中で「私に語る本 […]

毒親との関係に答えを出すのは難しい

自分が今いる環境に不安や不満、 怒りや悲しみ、理不尽や違和感、解放を願っても、実行出来ない人もいるだろう。 理由は千差万別だろうし、解決を望む望まないも人それぞれ。望む形は自分で決めればいい。 10年ほど前パンドラの箱が開いた時、 薄々毒親と感じていたが、両親だけではなく、兄すらも「毒」だったと知った。(よろしければこちらをご覧ください↓) 家族が元通りになるのは不可能な毒 約7年前に、悪性腹膜中 […]

毒親と絶縁の理由の一つ、恩を強いるプレゼント

毒親と絶縁し3年目になる。 2年の間に数回毒親からアタックがあったが、復縁する気はないので都度対応してきた。今後もこのスタンスでスルーを貫くつもりだ。 母が、私の幸せを真に願ってくれるのならば、このまま距離を保っていてほしいが、相手は毒母だ、 まぁそうも行かないだろうこともわかっている。その時が訪れるまでは、深く考えず過ごそうと決めている。(よろしければこちらもどうぞ↓) 毒親と絶縁するメリット・ […]

毒を振り返らず、清らかに生きたい

約半世紀、なぜこんなにも毒親に 「気を遣い」生きていたんだろう。 「親孝行」では違和感がある、やはり「気を遣う」がしっくりくる。 自分が悪性腹膜中皮腫(希少がん) とわかってからも、毒親を悲しませる自分を責め、申し訳なく思い、生きている限り精一杯何かしら「親」にできることをしなくては、と思っていた。 しかしその気持ちに反するように、「自我」がむくむくと顔を覗かせるようになった。 いいの?やり残した […]